石川祐希選手と妹の石川真佑選手が兄妹揃って、イタリアで活躍されていることはご存知の方も多いのではないかと思います。オリンピックイヤーということもあり男子は52年ぶり、女子は12年ぶりのメダルを狙っているといいうことでとても楽しみにしています。
そんな日本バレーを引っ張っている兄妹ですが、なぜイタリアに行き、それまでは一体どんな活躍だったのか。今のチームはどんなチームなのか気になったので調べていきます。
石川祐希について
ご存知の方も多いと思いますが、ここで改めて紹介したいと思います。
プロフィール
- 1995年12月11日生まれ
- 愛知県岡崎市出身
- 4年生より姉の影響でバレーを始める
- 高校時は三冠達成
- 中央大学在籍時に、イタリアのクラブと契約
本人の努力があってのことですが、幼少期から絶対的なエースなんでしょうね。体格も192㎝ 84㎏とこれまた日本人離れした体格の持ち主です。
それにしても、大学時に海外クラブと契約とか凄いですね。それだけ、バレーボールにフルコミットされているのでしょうが、素晴らしいことです。日本人で初ってやっぱ凄いですよね。
この「初」をする人がいるから後に続いていく人がいますからね!それをすることで確実に世界のレベルに近づいていきます。サッカーもそうですよね。ワールドカップに出れない・・・という時代から今はワールドカップで優勝を目指しているチーム。
チームメンバーのほとんどは海外でプレーしている!こんなこと考えられなかったですが・・・バレー界もそうなっていくのでしょうね!!!
経歴
- 岡崎市立矢作南小学校
- 岡崎市立矢作中学校
- 星城高等学校(2011年 – 2014年)
- 中央大学(2014年 – 2018年)
- パッラヴォーロ・モデナ(2014年12月 – 2015年3月)
- トップバレー ラティーナ(2016年12月 – 2018年4月)
- エマ・ヴィラズ・シエナ(2018年 – 2019年)
- パッラヴォーロ・パドヴァ(2019年 – 2020年)
- パワーバレー・ミラノ(2020年 -)
一度も日本のVリーグには所属せず、始めからイタリアでの活躍!!!見ている所が違いますよね!!!海外で勝つんだ!活躍するんだ!と思っておられたのでしょうね。
イタリアに行った理由
「イタリアリーグが世界最高峰であり、ハイレベルであり、そこでプレーすることを夢見ている」といったようなコメントを出しています。
自分もスポーツをしてきた人間ですが、こう思えることが凄いなと思います。人間ってどこかで自分の限界をつくってしまうというかもうムリかもな・・・と可能性にフタをしてしまうことがあると思います。
しかし、フタをするどころか自分の可能性にチャレンジする気持ちしかない!そんな印象を受けます。そもそも、日本でプレーを終わらせる気がなかったんですね。
世界最高峰でプレーし、活躍する!そう決めておられたのでしょうね。覚悟がある人間は強いですし、何かをやり遂げていく力があります。私自身は、事業をしていますのでこの「覚悟」は最も大切にしています。覚悟がない人間は何も成し遂げられない・・・とすら思ってしまいます。
妹・石川真佑
ご存知の方も多いと思いますが、ここで改めて紹介したいと思います。
出典元:Yahoo!ニュース
プロフィール
- 2000年5月14日生まれ
- 中学から親元を離れバレーボール生活
- 中学、高校時には2度の全国制覇
- 高校時にVリーグデビュー
中学校から親元を離れるって相当な覚悟がいると思います。小学校6年時に、バレーボールへの情熱がそれだけあるってことですし、不安よりも期待が上回っているという状態ですからこれも凄いですね。
私は、高校時に寮生活を送りました。高校の時で何とかって感じでしたし、成績が出ている時は良いですが、出ない時期はホントに辛いです。それを中学生からするって妹も覚悟が違いますね!
経歴
- 岡崎市立矢作南小学校
- 長野市立裾花中学校
- 下北沢成徳高等学校
- 東レアローズ #17→#12→#10(2019年-2023年)
- フィレンツェ(2023年-)
中学校からほとんど家に居ない生活ですね・・・(笑)親も子供のことをあまり分かっていない可能性すらありますよね・・・(笑)
これは冗談ですが、自立と自律をしていないと挫折をしていただろうなと思ってしまう経歴です。色んな事があったでしょうが、間違いなく情熱があるし、バレーボールが大好きなんでしょうね。
お兄さんの存在も大きいのではなないかなと思います。
イタリアに行った理由
海外移籍への思いが強まったのは、10位に終わった2021年の東京2020オリンピック後だ。「東京オリンピックで最後に勝てなかった。いろんなチームと試合をする中で自分のプレーはまだまだだと思いました。高いレベルでプレーして、自分自身のレベルもアップしていけたら」。周囲には相談せず「海外でやりたい思いが強かったので」と自らの意志で道を決めた。
引用元:月バレ.com
負けたことで、ムリ・・・となるのではなく、まだまだだ!!!やることはまだある!!!となるところが凄いですよね。自分を信じている。自分の可能性にチャレンジしている!!!この姿勢に脱帽です。
そこでどうしたら自分はもっとレベルアップできるのか!?その答えが海外にあり、イタリアにあると確信されたんでしょうね。
周囲には相談せずに自分で決めた!というこれが心強いですし、芯が強いし、海外でも一人でもやっていけるメンタルなんだと思います。
より高い環境を求めていく!この姿勢を日本の子ども達に届いてほしいです。
イタリアのチーム
出典元:UnsplashのLa Soが撮影した写真
イタリアバレーボールリーグセリエA1
セリエA(Serie A、セリエ・アー)は、イタリアのプロバレーボールリーグであるレガ・パッラヴォーロ(Lega Pallavolo)のトップディビジョンである。上位リーグのセリエA1と下位リーグのセリエA2で構成。
引用元:Wikipedia
- 男子:14チーム
- 女子:12チーム
1946年からスタートしている。
石川祐希所属:パワーバレーミラノ
出典元:Football Tribe
- 2010年にパワーバレーとして設立
- 3度オーナー企業が変わっている
- ホームページのアタッカーは、石川祐希選手
パワーバレーは、バレーボールの「大切なもの」を、常に何千人ものファンを誇り、最も重要な国内および国際的なバレーボールイベントを頻繁に開催する都市であるミラノに戻すことを目指しています。
引用元:パワーバレーHP
ミラノを盛り上げることを考えているチームなんですね。それは、地元から愛されるでしょうし、熱狂的なファンも多いでしょうね。
スポーツは、元気にしたり町おこしをする良いツールです。しかし、誠実でなければそれは逆効果になるでしょうね。また、運営には莫大な資金力がいるためオーナー企業もある意味シビアにならざるをえないところもあるでしょうね。
石川祐希選手がホームページのトップに出てきているので、彼の活躍やチームでの存在感が分かります。
石川真佑所属:イル・ビゾンテ・フィレンツェ
出典元:HP’
- 1975年にVolleyball Arci San Cascianoとして設立
- セリエB1リーグに昇格した際に、イル・ビゾンテがメインスポンサーに
- セリエA1部リーグに昇格後、徐々に戦績を上げてきている
鞄や文房具なども展開しているイル・ビゾンテがメインスポンサーなんですね。さすが、世界のブランドです。企業がスポーツを支えていき、スポーツも企業や街や国を支えていく。
こんな世の中になっていくといいよね!とふと思いました。
まとめ
石川祐希&真佑兄妹の経歴やチームについて調べてきました。分かったことは、バレーボールが好きで好きで好きでたまらないのだということです。
好きじゃなければそもそも続けられないと思います。得意なだけでは続けられないですからね。
「好きこそ物の上手なれ」っていいますよね!正にそれですし、情熱がないと何事も続けられないです。
オリンピックでの活躍も期待していますし、イタリアでの活躍も応援しています。まずは、ケガなく頑張ってほしいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。