バーガーキングと言えばマクドナルドほど多くはないが、日本にあるハンバーガー屋さんというイメージが強いのではないでしょうか。
株式会社ビーケージャパンホールディングス代表取締役社長をしておられる野村一裕さんが、なぜバーガーキングの社長を任されるようになったんでしょうか。経歴や手腕から調査していきたいと思います。
本日も最後までお付き合いの程、よろしくお願いします。
バーガーキングは日本から一度撤退したが、再上陸した会社
出典元:HP
1993年に日本初上陸
1993年、西武商事(現・西武プロパティーズ)がアメリカ・バーガーキング社とフランチャイズ契約を結び、独自のチェーンを展開したが、のちに提携を解消した。
1996年に日本たばこ産業(JT)が、米バーガーキング社の持株会社であるイギリス企業、グランド・メトロポリタン社と提携し、バーガーキングジャパンおよび共同出資会社であるJTグランドメット株式会社を設立した。さらに、レストラン森永から取得した森永LOVEの店舗を利用してバーガーキングの事業を展開した
引用元:Wikipedia
アメリカ合衆国フロリダ州に本社を置くハンバーガーチェーン店であり、100カ国への展開をしています。日本の企業もこれはいける!!!ということで、参画しましたがあまり上手くいかなかったみたいですね。
文化が合わなかったのか、戦略がいまいちだったのか・・・定かではないですが・・・
2001年に経営不振で日本撤退
翌1997年にグランドメトロポリタンとギネスの合併に伴う方針変更によりJTグランメットは解散した。その後、2001年3月までJTとバーガーキング・コーポレーションの提携は続いた。その間に展開できた店舗数は当初の計画の4分の1である25店舗だった。
引用元:Wikipedia
100店舗の予定が、25店舗しか展開できていないとなると世界で100カ国ほどで展開している企業ですからそれは撤退になるだろうなって感じです。
2007年に日本再上陸
2007年、ロッテとリヴァンプが共同出資会社バーガーキング・ジャパンを設立。この会社は2010年にロッテリア (韓国法人)に買収された。
2017年、日本国内での運営権を香港の投資会社アフィニティ・エクイティ・パートナーズに譲渡し、アフィニティ社は新たな日本法人「BKジャパンホールディングス」を設立した。既存の店舗は韓国ロッテリアが運営を続ける
引用元:Wikipedia
こう見てくると色々な会社が買収を繰り返して今があるんだなと!買収されている背景を見ると、売り上げ不振といった前向きではなく、後ろ向きな買収といった感じです。
2023年に野村一裕社長が就任されて業績が回復というよりも上手く行っている。30年苦戦してきた地で一年で改革するとなると相当な手腕なんでしょうね。
2023年からバーガーキングの社長「野村一裕」が就任した理由
出典元:Comexposium Japan
理由1 マーケ戦略
賛否両論でファンを獲得していく。大衆に受ける物ではなく、好きな人が好きなハンバーガー屋さんになっていくという感じなのでしょうか。
マクドナルドやモスバーガーを見ても仕方ないですからね。
マクドナルド:2974店舗 7777億
モスバーガー:1306店舗 920億
バーガーキング:222店舗 300億を超える
300億とかいってもわけが分からない数字ですけど、凄いってことは確かですよね!雇用している方々もいるので売り上げがあればということではないですが凄腕なことは確かですね。
理由2 新商品開発
SNSでとにかく話題に上がることが多い。SNS映えする商品を展開しているということですかね。そこだけを考えるのではなく、お客さんの心の奥にある声をひろってそこを商品に落とし込んでいる。
肉汁がドバーっと出てくるハンバーグを4枚も使った商品があります。これって、賛否両論戦略でもあり、SNS戦略にもはまってくるかなと思います。
やはり、商品開発には力を注いでおられるのですね。
理由3 ブランドコミュニケーション
「優れた仲間と至高のバーガーをご提供することで、永続的に愛されるファストフードブランドとなる」
引用元:CMerTV
お客さんに目を向けることは当然のことですが、社内体制を整えて社内を良くすることで、永続的に愛されるというアイデンティティです。
素晴らしいアイデンティティですが、これがどこまで浸透しているのか!?ここが一番大切な部分でしょうが、そこが徹底して伝わっているのでしょうね。
社内にも伝わっているし、お客さんにも伝わっていますよね。
野村一裕社長の経歴
- 1978年生まれ
- 上智大学卒業 MBA
- 2002年にキリンビールに入社
- 2019年にビーケージャパンホールディングス入社
- マーケティングに長けている
お勉強ができる方なのでしょうね。マーケティングができるということは、会社でいうところの頭脳の部分ですのでそこに会社の未来がかかっているといっても過言ではないですね。
そこを任されて結果を出されているということは、やはり頭のキレが良いのでしょうね。そこに加えて、表情から見るとですがとても良い人そうです。誠実そうといいますか、真面目そうといいますか、信用できそうな人だなという印象を受けました。
野村一裕社長の手腕
出典元:Yahoo!ニュース
「予算は少ないが、お店は増やしたい」ということで、物件探しをお客さんにしてもらおう!という企画をX(旧Twitter)にて発信。成約の場合は10万円の報酬。すると、1万1000件のリポスト。1万3000件のいいね!
SNSを駆使したマーケティングが大の得意である。しかも、お客さんをも巻き込んでいくという戦略なわけなんで、コアなファンがそら増えますよね。
お店だけが良くてもダメですし、お客さんだけが良くてもダメですからね。やはり、何事も3方良しになっていかないと長続きしていかないですよね!
まとめ
さて、バーガーキングの社長である野村一裕さんに迫りましたが、とても魅力ある経営者だなと思いました。知恵を出して戦略を立てていけるところが魅力しかないなって感じです。
色んなめぐりあわせがあるのでしょうが、中途採用されてからの出世ということで色んな意味においても夢を与えておられますよね。
これからのバーガーキングや野村一裕さんのご活躍を祈っております。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。